M A I N T E N A N C E
~上手なお手入れ方法~
①休息
日常のお手入れ方法は、ネクタイを外したらまずハンガーにかけるようにします。
ハンガーにかけて2~3日置いておくことで、結びシワも少し納まります。
ネクタイ専用ハンガーもワンコイン程度で販売されていますのでお試しください。
②ブラッシング
1日使用したネクタイにはホコリなどが付着しているので、ハンガーにかけた状態で軽くブラッシングをしてください。
馬毛や豚毛の柔らかい天然素材のブラシを使えば生地を傷める心配はありません。
シワが残ってしまったら
気になるシワが起こってしまったら、ハンガーにかけ、少し長めに(5日~7日間程度)陰干ししてみてください。
ネクタイの重みでシワが伸び、納まる場合があります。
それでも気になる場合は、アイロンのスチーム機能を使用してください。
ネクタイにあて布をし、アイロンをネクタイとあて布から離して蒸気のみをゆっくりとたっぷりネクタイに含ませてください。
その後、あて布を外し、形を整えて少し冷まします。
冷めたらすぐにハンガーにかけ完全に乾くまで吊るしておいてください。
シワは目立ちにくくなるかと思います。
※アイロンやスチームアイロンをネクタイに直接あてると、テカリやシルク生地を傷める原因になりますので、お控えください。
汚れが付いてしまったら
その場でのスピーディーな処置が大切です。
汚れが付いてしまったら、柔らかい布で軽くポンポンと叩くように汚れを落とします。
その後、できるだけクリーニング(ドライ)へお出しください。
汚れやシミの放置は、変色やカビなどの原因に繋がりますので十分ご注意ください。
~上手な保管方法~
①吊るし
一番のおすすめは吊るして保管する方法です。
スーツ・ジャケットハンガーの下側のバーや、ネクタイ専用ハンガーなどに二つ折りにして吊して保管します。
折りジワやクセが付くことなく保管できますが、伸びてしまう可能性もあるので、ニットタイにはおすすめできません。
②平置き
次に平置きで保管する方法です。
二つ折りもしくは四つ折りにして並べて保管する方法です。
伸びることはありませんが、折りジワができてしまう可能性もあります。
③丸めて
二つ折りにして、折り目から大剣に向かってくるくると丸めて保管する方法です。
ポイントとしては、シワにならないようにふわっと折ることです。
保管する際、大剣先がつぶれないように注意しましょう。